自分にあったピアノ教室を選ぶポイントについて

ピアノを始めるからには、できれば長く続けたいもの。ピアノ教室に通う目的には、「演奏が上達する」というものもありますが、「自分で継続して練習・上達することができる」「長く楽しむことができる心を養う」という、大きな役割を持っています。もちろん、子どもさんが始める際には創造力・感受性を育むといった目的もあるでしょう。そのため、まずは目的や目標をしっかり見つけるということが大前提になってきます。通いやすい、料金が安い、というのは二の次で、どういった演奏をしたいのか、何を目標にするのか、ということを先に決めた上で探すことが重要となります。例えば、最終的に音楽大学に進学するのか、趣味でのんびり楽しみたいのか、毎月サロンで演奏したいのか、だけでもピアノ教室選びはガラリと変わります。まずは簡単でいいので、目標を決めましょう。

ピアノ教室選びは、実質的に「先生選び」

冒頭で述べた通り、最終目標を音楽大学入学にするか、部屋だけで楽しむ大人の趣味にするかで選ぶ先生は全く変わります。前者は有名音楽大学出身の先生を探す必要があり、後者は逆にそういった演奏経歴よりも楽しく教えるプロ、つまり「レッスンプロ」を探す必要があります。時間がない、ある曲でつまずいた、など挫折ポイントがたくさんある音楽では「継続する」ということすら困難。そういったエネルギーを養ってくれる先生を探しましょう。小さいお子さんの場合は、技巧的なものよりも「音楽を楽しむ」に注力してくれる、「優しい先生」が必須です。言い方は悪いかもしれませんが、腕が確かでなくても、「楽しく楽器に向かうことができる」姿勢を身につけさせてくれる先生がファーストレッスンだった、というプロの演奏者は非常に多いからです。

ピアノレッスン形態の選び方について

ピアノの教室は、主に「音楽教室」と「個人教室」の2つに分かれます。さらに、レッスン形態はマンツーマンの個人レッスン、2〜3人程度の小規模グループレッスン、10人程度の大規模グループレッスンの3つに分類されます。生徒さんにとって一番柔軟で、上達速度が速いのは個人レッスンです。レベルや進行度合いによってカリキュラムを変更しやすいからです。反対に、グループの場合は価格が安いこと、また多数の生徒さんに触れて、色んな個性や演奏に対する姿勢など、さまざまな点で学ぶことが多いのがメリット。大抵の音楽教室では無料で体験レッスンを行っているので、その際どんな形態でレッスンしているのか、カリキュラムはどういったもので、教本は何を使っているのか、そして先生との相性はどうか、などをしっかり確認しましょう。